英会話は英語の勉強をはじめてすぐにできるようになるものではありません。
英会話ができるようになりたいと思って勉強をスタートさせると、早く結果を出したくて焦ってしまうかもしれませんが、根気よく毎日勉強することをある程度の期間続けてみてください。
そうすれば自ずと結果がついてきて、英会話を上達させることができます。
ここでは、英会話の上達に必要な5つの習慣についてご説明します。
忙しくても隙間時間で勉強する時間は確保できます
英語の勉強に時間を割くことができないことを、仕事の忙しさなどのせいにしていませんか?
どんなに忙しくても、通勤時間やちょっとしたお昼の休憩時間など、1日のうち数十分程度の時間なら英語の勉強に充てることができると思います。
本当に英会話ができるようになりたいのであれば、毎日少しの時間でもいいので英語を勉強する時間をつくってください。
焦って1日に何時間も勉強する必要はないので、とにかく日々の習慣として英語を取りいれることを意識してみましょう。
英会話の上達に必要な5つの習慣
今からご紹介する5つのことを日々の生活の中に習慣として取りいれてみてください。
習慣化することで、毎日英語の勉強を継続することができ、必ず英会話の上達につながります。
1.毎日英語を声にだす
どんな内容でも構わないので、思いついたことを1人でも毎日声に出して言ってみましょう。
1人で英語を声に出すだけでも、英会話の上達の役に立ちます。
自分の思ったことを英語で言おうとしたときに、わからない単語やフレーズなどが出てくると思いますので、そのときは調べるようにしてください。
このような練習を行うことで、現在の自分の英語のスピーキング力がどれくらいなのか把握することもできます。
2.毎日英語の文章を書く
英会話の上達には、スピーキングだけでなく、一見あまり関係のないように思える英語を書くライティングの学習も大切なのです。
書く英語の内容はメモだったり、日記のような今日あった出来事だったり、どんなものでもいいので英語の文章を毎日書くようにしてください。
わからない単語などがあれば、その都度調べるようにしましょう。
はじめは時間がかかるかもしれませんが、慣れてくると簡単な英語の文章であれば数分でかけるようになります。
3.好きなドラマやYOUTUBEで毎日英語を聞く
リスニングの練習です。
英語を聞くといっても、そんなに難しく考えずに、自分の好きな海外ドラマやYoutubeなど、興味を持つことのできるジャンルでいいので毎日英語を聞くようにしてください。
毎日英語を聞くことを習慣化することで、英語に耳が慣れ、段々と相手が英語で言っていることが理解できるようになります。
英語を聞く際、可能であれば日本語字幕を表示しないようにしてみましょう。
4.英語を日常生活のなかで身近なものにする
例えば、スマホやパソコンの設定だと言語設定を英語に変更することができます。
こうして日常生活のなかに英語を取りいれて、身近なものにすることで、英語に対する苦手意識をなくしていくことが可能になります。
はじめは、日常生活の中に英語を取りいれはじめると使い勝手が悪かったり、慣れなくて不便な思いをするかもしれませんが、しばらく続けてみてください。
毎日英語を目にすることになるので、日本語で慣れ親しんだものの言い方、単語などが英語なんと言ったり、表記したりするのかがわかるようになります。
こうすることで、英単語の知識も増えていきます。
5.英英辞典を活用する
通常の英和辞典では、分からない単語を調べると横に日本語で意味が書いてありますが、英英辞典では、英語の意味が英語で説明されています。
分からない単語を調べるのに、もちろん日本語で書いてあった方がすぐに意味を理解することができますが、英英辞典を使うことで英語で書かれた文章の意味を考え、そこでその単語の意味を理解することができるのです。
こうして英語で書かれていることを考えるステップが増えることにより、さらに英語力は上達していくでしょう。
英会話の上達という点でも、相手の話す英語の内容を考えることに役立ちますし、自分が話すときにも頭の中で英語を早く処理することができるので、話すスピードも上がります。
なるべく、日本語を排除して英語のみでの学習を増やしていくようにしましょう。
まとめ
今ご紹介した5つの習慣は、日常生活に取りいれるのにそんなに難しいことではないと思います。
英会話ができるようになりたいと思うのならば、これらの習慣をまず実践してみてください。
焦って勉強していても、すぐに英会話は上達するものではありませんが、日々英語のなかに身をおくことが確実に英会話を上達させる秘訣となります。
すぐに結果がでなくても、ある程度の期間毎日続けることで必ず英会話は身につきますので、諦めずにがんばりましょう。